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自動車保険のノンフリート等級制度とは?基礎を紹介します。

等級

ノンフリート等級は自動車保険の基礎

車の保険というのは様々なシステムがあり、こういった細かなシステムをしっかりと認識しないまま加入し続けているドライバーさんがいます。
近年の自動車保険というのは基本的にノンフリート等級になっていますが、このノンフリート等級がどんなものなのかについて基礎的なことを知らないドライバーさんもいるでしょう。

ノンフリート等級というのは自動車保険に加入する上で本当に基礎的な知識となってきます。
これさえわからない状態で保険に加入していると、いざというときに大きな損をしてしまうことにもなりかねません。
最低限の基礎的な知識を身につけるためにも、ノンフリート等級がどのようなものかを把握しておきましょう。

保険に加入すると、大抵の場合は6等級から始まることになりますが、交通事故を起こしてしまうと、一般的に三つほど等級は下がることになります。
等級が下がれば下がるほど月々の保険料金は高くなります。
反対に無事故無違反などで加入を続けることによって等級が上がり、等級が上がるに従って保険料金は安くなる傾向にあります。
このような等級システムをノンフリート等級と呼んでいます。

事故が多いと制約がかかることもある

上記のようにノンフリート等級を用いている自動車保険の会社がほとんどですが、あまりにも事故を起こしてしまう回数が多い方の場合には、補償を受けるにあたって様々な制約がかかってしまうこともあります。
また、補償を受ける際だけではなく、加入する保険内容にも制約かかってしまうことがあるので注意してください。

勿論、交通事故というのは、自分が注意していても巻き込まれてしまう事があり、必ずしも自分が加害者というわけではありません。
しかし、どのような場合であっても交通事故によって保険を使ってしまうと前述したノンフリート等級が下がってしまうことになります。

もちろん等級には一切の影響がない事故というものも存在していますので、どのような事故が対象になっているのかということを把握するのも大切です。
万が一にでも補償内容などに制約がかかってしまうと自分が補償を受ける際や、その他、改めて違った付帯をつけたいと思ったときに不便さ感じることになります。

あまりにも頻繁に保険を使ってしまうのではなく、例えば車の故障等に関し、保険料を使わずに治せる内容であれば自らの判断で保険会社を通さず、修理工場などで治してしまうという工夫も考えなければなりません。
不注意などが多く事故を起こしてしまう頻度が高い方は、このような部分でも結果的に保険料が高くなるという意味で家計を圧迫することになります。

乗り換えても等級はリセットできない

上記のように加入している保険を使いすぎてしまい様々な制約がかかったというケースや、等級が上がってしまい保険料が高くなったというケースでは他社の保険に乗り換えれば、改めて6等級からのスタートになり保険料を安く抑えられると考えるドライバーさんもいるようです。
しかしこのような特許制度というのは、どの保険会社でも情報がすべてリンクされていますので、違う会社に乗り換えたところで保険料が安くなるわけではありません。

もちろん、ある程度保険会社による基本的な金額に間違いがあるので多少の変化は出てきますが、等級そのものがリセットされるわけではありませんので、ここでの認識を間違えないようにしましょう。