住宅ローンの審査は厳しい
マイホームを購入し、住宅ローンを組んでこれから先お金を支払ってきたいと思っている方は、住宅ローンの申し込みをしなければなりません。
しかし住宅ローンの申し込みというのは誰もが必ず審査に通過できるわけではなく、この審査に通過することができなければ住宅ローンを利用する事も難しいわけです。
これまで銀行系のカードローンをはじめとして、自動車を購入する際のローンも問題なく審査に通過したからといって住宅ローンも同じように通過するとは限りません。
住宅ローンというのは、その他のローンに比べると審査条件が非常に厳しくなってくるので思いのほか通過することができず苦戦してしまうというご家庭もあります。
車のローンがあると審査に通らない？
住宅ローンの審査をするためには様々な条件があるのですが、審査に大きく響いてくるのは車のローンになります。
車のローンの残高にかかわらずローンを一本でも抱えている状態で住宅ローンの申し込みをしても、なかなか審査には通過できません。
どこでどのようなローンを組んでいるのかというのは住宅ローンの審査が行われる際に信用情報機関で開示されますので、はっきりと銀行側などにも把握されることになります。
まずはこちらのローンをしっかりと完済した上でなければ、住宅ローンの契約ができないと言われてしまうこともあるでしょう。
金銭的によほど余裕があると言った場合には、車のローンなどを抱えながらでも住宅ローンを組むことができます。
しかしギリギリの状態で車のローン、そして住宅ローンを組んでしまうと返済が厳しくなるかもしれないと判断されてしまう場合には、まず先に車のローンなどを完済しなければならないのです。
それからでなければ住宅ローンの審査に通過する事が出来ないので、マイホームを購入するための図面を作るといった内容や、業者との打合せを進めていくということがストップしてしまいます。
まずは他のローンを完済することが住宅ローンへの鍵
住宅ローンの審査にはどのような職業に就いているかというのも非常に重要になってきます。
例えば一般的なカードローンや車のローンであれば職業などは、さほど気にせず年収のみが審査対象になっているというのが実情です。
しかし住宅ローンの場合はそうもいきません。
どのような職業に就いているのかで、今後ローンの支払いができるか否かが変わってくるからです。
公務員などの場合には比較的スムーズに審査に通してもらうことができますが、反対に、例え公務員であっても沢山のカードローンなどを抱えていれば審査に通過することができません。
大企業で働いている方や福利厚生が手厚い企業で働いている方の場合、さらには、上場企業で働いているという方よ場合には住宅ローンの審査にも通りやすくなります。
しかしこのような信頼の置ける大企業の子会社で働いているという方の場合には極端に審査に通りにくくなってしまうこともあります。
それだけ働いている会社そして職業というのは住宅ローンに大きな影響を与えるものですので、住宅ローンを組みたいと考えている方は事前に転職をするなどといった取り組みも必要になってくるケースがあります。