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雨の日の洗濯術

雨の日の洗濯方法

洗濯物を干すことも取り込むこともとっても重労働ですが、きちんとコツを掴んでしまえば意外と簡単に時短で作業することもできるのです。そんな洗濯物も天気が良ければお日様のもとで干すことができますが、四季のある日本では梅雨の時期・台風の季節・曇りがちでどんよりとした冬場など意外と天候に左右されてしまいます。しかし雨が降っていてもこれさえ知っていれば室内に洗濯物を干していても、意外と早く乾いてくれるのです。

洗濯物を干す前にしておくコツ

雨でも晴れていても洗濯物を干すときの基本をまずは身につけたいものです。洗濯機から取り出してそのまま何となく干しているという人もいるようですが、ふんわりと優しい生地に仕上げるためにも洗濯機から取り出したら、たたんでみてください。厚手のシャツなどはこの時点で裏返してあげましょう。

そして畳んだらその都度叩いてシワを伸ばしてください。厚手の生地以外にもポケットがついているズボンなどを洗濯したらポケットの部分にも空気が入り込むように叩いてあげましょう。ハンカチやタオル、靴下やパンツなども同じように畳んでから叩いて、縫い目の形を整えることでシワになりにくく、素材そのものも長持ちします。

部屋干しするときのポイント

洗濯物を畳んでシワを伸ばしたら、今度はハンガーにかけるものと、ピンチハンガーに留めるものとを振り分けてください。こうすることで流れ作業的にスムーズに干していけるのです。部屋の中でも何気に風が通っているのでなるべく壁から離して、上の方に干すようにしましょう。風は上昇気流で上にあがっていくのを覚えておくといいでしょう。また上の方が湿度も低く乾きやすいのです。

アーチ形に干すと乾きやすいので、両端は長めのバスタタオルやジーンズにして、真ん中にすすむほど短いものにすることで風が通りやすくなると言われています。またその時ですが、あまりにも隣同士がくっつきすぎていると空気の流れができません。できるだけ5センチくらいは離すようにしてください。あと豆知識ですが、新聞紙を洗濯物の下に置いてあげることで湿気を吸収してくれるのです。しかもペラっと置くのではなく一度丸めたものを広げておくだけで新聞紙の下にも空間ができて空気が入りやすいと言われています。

さて、部屋干しですがエアコンがついていたら、その真下に干してあげると乾きやすくなります。暖房機を利用する場合でもその温かな風が流れてくるところに干すことで乾く時間も大幅に短縮されます。部屋の中に干すのは邪魔なものですが、夜干せば部屋の乾燥を防いでくれるので喉にも優しいです。このように部屋干しでも干し方ひとつで時短で乾かせますからあまり溜め込み過ぎないうちにこまめに洗濯するといいです。